ドクター白鳥の幸せのツボ（その7）

だんなと“義理のチチハハ”のハザマ。
私の居場所はどこ？

◆安原　道子さん（仮名　38歳）のケース◆
主人のチチハハからは、 「そろそろ同居を、、」と言われているんです。主人は全然その気がないんですよ。だから、義理のチチハハも、主人じゃなくて、私のところに言ってくるんです。私がいつも「ききわけのいい嫁」を演じているから、それを断れなくて。
え？本当は、自分はどうしたいかって？それは、同居は大変だと思います。いなかで同居すれば、周りの家との付き合いも大変だし。
仕事？私自身、今はパートで「お給料のために働いている」状態ですが、 やりがいも欲しいし。でも、独身のときの仕事と、今の仕事は、ぜんぜん違っていて、、、。

◆よくあるパターン？◆
1．だんな―妻＝嫁―義理のチチハハ。板ばさみ的状況。
2．「いい嫁」を演じるのは、やめられない。
3．義理のチチハハは、「いい嫁で当たり前」くらいに捉えていて、容赦なし。
4．だんなは「われ関せず」。
5．遠のく自己実現。

ありきたりの人生相談なら、ここで「回答」
しかし、急がば回れ。

◆あなたの「イイコ」度は？◆
そう、まずは“右脳優位”（6月号参照）になり、リラックスして！
イイコ度チェックシートです。鉛筆の用意はできましたか？
以下の質問に、 2．いつもそう　1．まあそう　0．そうではないで点数をつけます。

1. 自分の感情をおさえてしまうほうである。
2. 思っていることを口に出せない。
3. 人の顔色が気になる。
4. つらいことがあっても我慢する。
5. 人から気に入られたい。
6. 人の期待に沿うよう努力する。
7. 自分の考えを通そうとするほうではない。
8. 自分らしさがないような気がする。
9. 人を批判するのは悪いと感じる。
10. 重要な人には、自分のことをわかって欲しい。

6点以下。
イイコ度低し。西洋では一番多いのですが、日本人ではめずらしい。

７～10点。
日本人的平均イイコ度。ちなみに、私は7点です。

11点以上。
イイコ度高し。ちょっと無理していませんか？
イイコを続けていると、取りとめのない悩みに振り回されがちです。

それに気がつくだけで、解決方法が、パッとひらめくことがあります。
これが「自己カウンセリング」のスタートです。

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