お知らせ

日本神経学会学術大会 2013年速報(2日目)

2013年5月30日 アルツハイマー病の画像診断

アミロイドイメージングPETの新しい化合物18F

従来の11Cとの比較
畑下D
ADでは白質だけでなく灰白質にもアップテイクあり
同様に使える

アルツハイマー病における脳内ニコチン受容体

尾内D
α4β2が代表
SPECTで視床やNBMマイネルト核などで低下
PETでは?
NBMとその投射領域で低下 FABと相関
タバコを吸わない人、アリセプトを使っていない人で研究した

18Fを用いたアルツハイマーのイメージング

柴田D
半減期が長いので、いろんな施設でもできる
小脳の集積が最も低い 病理に対応 小脳を基準にできる SUVR
前頭葉・頭頂葉・側頭葉で高値
たまに低いADもいる 高い健常者もいる
集積低いなかにはタウオパチーもあるかも
ADNIでは健常者の25%で蓄積 プレクリニカルADかも
フロアから イメージングにかかる時間が長いので患者さん大変では?

プレクリニカルADアルツハイマー病でのPET

石井D
Aβ蓄積 シナプス機能障害 神経細胞障害 萎縮 症状の順でアルツハイマーはすすむ
髄液Aβ低下・タウ上昇とPETでアミロイド陽性→PETで代謝低下→症状
5年以上5回以上FDG-PETの症例で検討
視覚読影とSPMで健常と比較
症状が出るつまりMCIになる3年前から代謝落ちている例 後部帯状回 側頭・頭頂葉外側 時系列で見るとわかりやすい
アミロイドの蓄積はおそらく先行しているが、今回はあとから確認している
アミロイドの蓄積と機能低下・萎縮は即時には並行しない

アルツハイマー病の髄液

特発性正常髄圧水頭症NPHの髄液

NPHは病理は多様 臨床は特徴的
タウ Aβ42 Aβ40 LRG AQP1を髄液で測定した
歩行障害 高位円蓋狭小
診断にタップテストは必須ではない
タウ低い AD・健常者との比較 精度高い タップ陽性例はさらに
Aβ42やや高い Aβ40も
特異的なバイオマーカーはなかった
NPHとADの鑑別にタウは有効
しかしそもそも合併例があるのでは?
40と42が同じく高いのは髄液がクリアランス悪いから?蓄積の問題じゃなくて

*参考
■Possible iNPH

必須項目

  1. 60歳代以降に発症する。
  2. 歩行障害、認知障害および尿失禁の1つ以上を認める。
  3. 脳室の拡大(Evans index>0.3)を認める。
    Evans index:両側側脳室前角間最大幅/その部位における頭蓋内腔幅。
  4. 髄液圧が200mmH2O以下で、髄液の性状が正常である。
  5. 他の神経学的あるいは非神経学的疾患によって上記臨床症状のすべてを説明しえない。
  6. 脳室拡大をきたす明らかな先行疾患(クモ膜下出血、髄膜炎、頭部外傷、先天性水頭症、中脳水道狭窄症など)がないか不明である。

参考項目

  1. 歩行は歩幅が狭く、すり足、不安定で、特に方向転換時に不安定性が増す。
  2. 症状は緩徐進行性が多いが、一時的な進行停止や増悪など波状経過を認めることがある。
  3. 他の神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病など)や脳疾患(ラクナ梗塞など)の併存はありうるが、いずれも軽症にとどまる。
  4. 高位円蓋部脳溝・クモ膜下腔の狭小化およびシルビウス裂・脳底槽の拡大を認めることが多い。
  5. PVL(periventricular lucency;脳室周囲低吸収域)、PVH(periventricular hyperintensity;脳室周囲高信号域)の有無は問わない。
  6. 脳血流検査は他の痴呆性疾患との鑑別に役立つ。

Probable iNPH

必須項目

  1. Possible iNPHの必須項目を満たす。
  2. 以下のいずれかを認める。
    a:CSFタップテスト(髄液排除試験)で症状の改善を認める。
    b:CSFドレナージテスト(髄液持続排除試験)で症状の改善を認める。
    c: 髄液流出抵抗値(Ro)測定やICPモニタリング(頭蓋内圧持続測定)で異常を示す。

アルツハイマーの髄液バイオマーカー
アルツハイマーの早期診断に有用?
sAPPβ ADでやや高い 42ほどではない タウとやや相関
MMSEなど臨床とは相関せず

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