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第40回 日本頭痛学会総会 1日目のまとめ(平成24年11月16日)

III.ランチョンセミナー 間脳下垂体疾患の頭痛

  • まず、下垂体腫瘍・疾患の診断は、軸位での診断は無理
  • 疾患にはいろいろある
    腫瘍、腺腫、過誤腫
    のう胞性 ラトケのう胞・水腫
    まれだが下垂体炎、下垂体卒中
  • 下垂体腫瘍の4割に頭痛がある。
    • サイズとは無関係
    • 前頭部から眼窩部
    • 重度
    • 三叉神経痛・群発頭痛様 TACsとの関連
    • 進行性
    • GH・PRL産生では、小さくても痛い
    • Op後すぐ改善
  • 47M、非機能性下垂体腺腫。視野異常、片頭痛様頭痛。
  • GH産生腫瘍
    • IGF-1(インスリン様成長因子-1)で診断。
    • 巨人症または先端肥大症。
    • 特徴 鼻が大きい、唇が大きい、手が大きい。
    • CT、MRIで正常のことも。
  • 雷鳴様頭痛、咬合不全、48M。GH産生腫瘍だった。軸位では?
  • ソマトスタチンアナログに鎮痛効果が認められることがある。
  • 下垂体卒中。有名だが珍しい。ひどい頭痛・複視・吐気。
  • 62M、夜中に頭痛、複視、眼瞼下垂。CTでSAHあり。しかし、動脈瘤なし、下垂体のバルーニングあり。2例しか経験なし。
  • 下垂体卒中と間違えやすい、ラトケのう胞。MRIで見つかる遺残のう胞。鞍内または鞍上。T1ハイのムチン様物質。頭痛の原因に。
  • ラトケのう胞の頭痛。80%に頭痛。目の奥が痛む。下垂体卒中様で、しばしばひどい頭痛が突然。Opで改善。
  • 46F。頭痛の既往なし。頭重と両目を奥からつかまれる様な頭痛。月に何回も。視野障害有。ラトケのう胞だった。Opで改善。再発有。
  • トルコ鞍の疾患を見逃さないためには、スカウト画像だけでも矢状断を見る!
  • 下垂体炎は、ステロイドで改善。

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白鳥内科医院

〒430-0814 静岡県浜松市南区恩地町192
電話:053-427-0007  FAX:053-427-0005


主な診療内容

物忘れ(認知症)外来
頭痛外来(6歳以上の小児を含みます)
パーキンソン病とその類縁疾患


診療時間

月曜日・火曜日・金曜日
9:10~11:00
15:30~17:30
土曜日・日曜日・祝日
9:10~11:00

学会、長期・短期研修など、水・木以外の休診日は、診療日時案内をご覧ください。

現在、予約は再診患者さんで若干込み合っている状態です。
恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。

また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。

2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。


休診日

水曜・木曜
(毎週日曜・祝日診療)


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