第2回(全3回)
H19年 9月8日(土)
出席 院長 安田 木村 仲西
事務長 水谷 内山 山田 松井
今月は、まず自己認識から。
そして、自分の目標、自分のお役目への目覚めとつなげます。
【毎週のFAXでの気づき】
同僚の尊敬できる点を、毎週FAXしてもらいました。
おたがい示し合わせてはないと思うのですが、波動しあう内容があり、読んでいて楽しかったです。
内容も、最初は、数行の方もいましたが、だんだんと深まって、熱い内容へと変わっていきました。十分熱してきたら、マイ・ビジョン・ノートを、今回は使用しようと思っていましたが、十分に使えそうです。
先月のワークは、人を、「好き嫌い」という尺度でだけ見ないで、人間愛からとらえるための学びでした。
「こんないやなところのあるあの人が、好き。」ということです。
たとえば、几帳面な人が、几帳面でない人を見るとき、好き嫌いの尺度だけで見れば、許せないということは、普段、家庭でも、職場でも往々にしてあること。自分にとってはいやなところのある人を、受け入れることで、好きな人がたくさん増えて、幸せになれます。
では、注意したり、叱らなければならないときは、どうする?
【人を注意したり、頼みごとをするときのコツ】
*サンドイッチ法とは?
あなたは○○○だから、(注意・頼みごと)、□□□。
例)山田さんは若いんだから、これは失敗したけれど、次からうまくできるでしょ。
*「どなりながら誉める」とは?
いわゆる叱咤激励です。
例)あなたならできるのに!
注意 ゆっくり言うとイヤミです。ピシッと言い切ります。
人に愛情があるからこそ、注意するのです。注意しないのは、「嫌われたくない」からです。だからこそ、言葉の効果を考えて、叱ります。
格段に人当たりがよくなります。
忙しい職場で、この数秒のコツを使うことで、乾燥地に水をまくような効果があります。
*返事の代わりに使うといい、魔法の言葉とは?
「有難う」
有難うという言葉が多い人は、間違いなく幸せです。
そんな人を観察していると、返事代わりに「有難う」を使っています。
たとえば、「この前、寄らせて頂いて、有難うございました。それでね、、」などなど。
「いじめられっ子」は、表情が薄いことが多いです。それは、大原自身が、子供のとき、内気で話もろくにできず、いじめられていたからわかります。前回「顔施」の話をしました。女社会でも、「変顔」をできる人は、いじめられません。てれずにどれだけ自己開示ができるかが大切。(もちろん、いじめる側が、もっと問題を抱えていることは、言うまでもありません。)
【自己認識】
ここからは、マイ・ビジョン・ノートを使用。
実際に「書くこと」が大事です。
*時間に関するワークアウト(81p)
あなたに残された時間は、あとどれくらいですか?
自分がいくつまで生きるか勝手に予想して、残り時間を計算してみましょう。
思ったよりも、多いですか? まだまだできることがたくさんありそう。
それとも少ないですか? のんびりはしていられないぞ。
*未完のワークアウト(74p)
今まであきらめてきた中に、本当の「やりたいこと」が含まれています。
などなど。
最後に、
14.許したいが、許していないこと
これは、
*逆境のワークアウト(73p)
にもつながります。
「あなたが今までに経験した、つらかったことを挙げてください。
その経験は、その後のあなたにどのように役立ちましたか?」
無理やりでも、気持ちがまだついていなくても、違う角度から見て、役立った点を考えるのは、とても大切です。過去の解釈は、今のあなたに変えることができます。「過去は変えられる」のです。
たとえば「有難う」の多い人の話。
彼女は、子供のとき、焚き木にはまって、全身おおやけどをしてしまった人です。その後、何回も手術を受けて、ようやく立ち直ったころ。昔の友達から「実は、わたしが押して、焚き木に落ちた」と、告白されてしまうんですね。それをさらに許すために、壮絶なクリアリング(
第1回参照)が必要だったことでしょう。それを乗り越えての「有難う」なのです。
*自信に関するワークアウト(76p)
「できること」に焦点を当てた、ワークです。
あなたの知的財産の、棚卸し。
元気がないときに見返すと、「できるじゃん」と、またやる気が沸きます。
*才能に関するワークアウト
まずは、自分には能力がないと感じていることを、書き出しましょう。
いわゆる自己啓発セミナーだと、「できる」ことにだけに焦点をあて勝ち。それだと、一時気分が盛り上がっても、現実とのギャップで、だんだんやる気がしぼんでしまいます。自分の目標と関係のない「できないこと」なら、無視してもいいです。
【あなたの目標や夢は?(9p~)】
たくさん書き出しましょう。
どんな小さなことでもOKです。
見返して、夢がその時点で変わっていれば、書き直せばいいのです。
達成したことは、思いっきり、赤ペンで丸印をつけましょう。
視覚化することも、大切です。絵や写真を貼り付けます。
【あなたのお役目につながる、今月のワーク】
先月は、決まった書式がありましたが、今月は、フリースタイルです。
難易度が上がりますよ。
ルールは、A4 1枚に書いて、FAXしてください。
テーマ
1.感謝したこと(現象でも、人でも、もろもろOKです)
例)大原の場合、朝起きたとき、かならず感謝しながら起きることを、「習慣」にしています。たとえば、母が味噌汁を作ってくれるにおいがしたら、「こんなお母さんに東京に来てもらえてよかった」などと、こむら返りを起こしながらでも、感謝しています。
2.できたこと(自分をほめること)
例)忙しくて自分もしんどかったけれど、患者さん、同僚に笑顔を見せることができた。
自信がつき、自分を認めることで、自分のお役目につながります。
いろいろ話してきましたが、「大原さんは変わっているからそんなことができるんだ」なんて、思わないで下さい。私自身、子供のときは、とても内気で、ひどいあがり症でした。
みなさんのFAXを見てきて、ものすごく積極性を感じました。でも「もっとはじけてしまえば、もっと自分の可能性を開けるのに」「あんまり自分に厳しいと、行動まで行きにくい」などなど、歯がゆく思っている点もあります。ともかく、テレは不要です。
白鳥先生が、皆さんの直接のスキル向上を狙って、このセミナーを開いているわけではないことには、すでにお気づきでしょう。このタイミングで、セミナーを開いていただいたことが、自分にとってどんな意味を持つのか考えて、精一杯はじけてください。
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恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
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認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。
また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。
2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。
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