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我が家の主治医が決まっている人、いない人
~自分にあったホームドクターを見つけるための、25の質問~

「おかげさまで今まで病院にお世話になったことはない」
世の中には、そんな幸せな方もいます。それがいつまでも続けばラッキーです。
しかし、明日はどうなるかわからないのが、世の常でしょう。
では、病気にかかってから、どの病院、どの医師にかかればいいか考えればいいのでしょうか?実際には、そのときは、いやおうなく救急車で連れて行かれ、選択肢はないかもしれません。
そんなことにならないために、普段から、健康診断や、かぜで病院にかかって、なんでも相談できる一家の主治医を決めておく。「かかりつけ」の存在が大切なのは、言うまでもありません。

しかし「いちど病院にかかったけれど、どうも先生と話がかみ合わなくて」という方もいらっしゃることでしょう。
そんなあなたが、この文章を読めば「主治医の探し方」がわかるようになります。一番大切なのは「口コミ」。ある調査によれば、59%の方が病院を選ぶときに「口コミ」を重視しています。さらに実際に受診した際、どのような点に留意して情報を集めればいいか。お医者さんが、こっそり耳打ちします。

【総合病院vsクリニック・診療所】
「一家の主治医」にふさわしいのは、大病院の勤務医?それとも近くの開業医?
考え方にもよりますが、大病院では基本的に専門分野で担当が決まっていることからして、大病院の勤務医に、家族全部のことを相談するのは、少々無理があるようです。

【スタッフ】
入り口からはいって、受付のスタッフが「おはようございます」など、すぐに挨拶をしてくれますか。それなら、院長先生のスタッフ教育がきちんとなされていると判断できるでしょう。その病院にかかっている患者さんが、「あそこのスタッフは明るく挨拶してくれる」というようなら安心です。

【電話でわかることは?】
電話をしたときの印象は、親切かどうかの判断基準になります。ただし、これは顔が見えないし、相手の状況がわからないことが難点。病院が忙しいときに長電話をして、「今は忙しいですから、あらためてお電話いただくか、直接診察を受けてください」などといわれるようでは、あなたの方が失格です。基本的に、電話対応は病院では限界があります。あくまでも印象を見る程度にとどめ、相談があれば実際に受診するのが当たり前です。

【実際の診察では?】
診察室に入ったら、先生が、挨拶をきちっとするようならまず安心。
「どうされましたか?」に始まり、 オープン型質問※を多用しつつ、話を傾聴してもらえれば最高です。「適切に相槌を打つ」「オウム返しに内容を確認してくれる」「患者さんの話を要約してくれる」ようなら、患者さんとの話し方を研究している先生だと判断できます。話し方は、過度に丁寧だったり、ぶっきらぼうでなければいいでしょう。「患者様」と様をつければいいというものではありません。
検査器具が充実しているに越したことはありません。
しかし、触診もしないで、いきなりレントゲンやらエコーやら始めるようでは、「あれ?」と思わずにはいられません。
触診は、所見を取ると同時に、スキンシップによって、医師―患者間の信頼関係を深める意味があります。そこを省略するようでは、いいコミュニケーションがとれません。
診察が終わって、「他になにか聞いておきたいことはありませんか?」「具合が悪いようでしたら、いつでもいいからよってください」と、声をかけてくれるような先生なら、合格でしょう。逆に、これができない先生は、一見丁寧なようでも「まだまだ」です。
家に帰って、家族に診察の様子を説明してみましょう。「良かったのか、悪かったのかわからない。さらに今後の経過観察や検査が必要なのかどうかもわからない」ようでは、どうも先生の話が理解できなかった、ということでしょう。そんな状態が2回連続するようなら、あなたとお医者さんの間で、十分なコミュニケーションがとれていないのです。

【主治医探しに役立つ25の質問】
第一印象は大切です。
「口コミ」や、最初の受診で、適切に情報を集めるための25の質問。

  1. スタッフや先生が、きちんと挨拶するか?
  2. 院内は清潔感があるか?
  3. 電話での応対は、親切か?話が長くなるようなら、たしなめてもらえる?
  4. 待ち時間の目安を教えてくれる?(評判のよい病院で、待ち時間なく診察を受けるのは不可能でしょう。これが理解できなければ、いい主治医探し以前のあなたの問題です)
  5. 診察室では、話を促しながら、言いたいことを言わせてくださるか?
  6. 「自分ではどんな病気だと思っているか※※」不安な点を聞いてくださる?
  7. つらかったことに共感を示してくださる?精神科でなくても、人として当たり前のことです。
  8. 触診を含め、診察をしてくださる?
  9. 舌圧子(かぜなどで口内を見るとき、舌を押さえる器具)は、ディスポ( 使い捨て)か?感染症に対する配慮が、一番簡単に見える点です。
  10. 家族のことや、既往症を確認してくださる?
  11. 過去に薬のアレルギーがないか、確認してくださる?
  12. どんな仕事についているか(あるいは主婦)聞いてくださる?
  13. 適切に検査をしてもらえる?
  14. 質問すれば、自分の専門をきちんと説明してくださる?
  15. 専門外だったら、専門の先生や大病院を紹介してくださる?
  16. 治療のメリット・デメリットを説明してくださる?
  17. 複数の治療法など、選択肢を示してくださる?
  18. 励ましの言葉を一言くださる?治療継続の大きな鍵です。
  19. だめなことは「だめ」と言ってくださる?
  20. 次の受診を約束(予約)してくださる?
  21. その際、仕事などの都合を聞いてくださる?
  22. 最後に「ドアノブ質問※※※」でだめ押しをしてくださる?
  23. 専門用語が多くないか?
  24. 家に帰って、家族にどんな病気だったか説明できる?
  25. 先生から、みなぎる自信、パワーが感じられたか?先生と話をして、エネルギーをもらえるようなら「もうけもの」です。

人それぞれに、「いい先生」は違うのかもしれません。しかし、「話しやすくて、実力がある。間口は広いが、専門分野がはっきりしている。したがって、適切なタイミングで、大病院や他科の先生を紹介してくださる」のが、いい先生の一般解でしょう。そんな先生を見つける秘訣が、この25の質問です。

【逆に、役に立たない2つの質問】
ご高齢の患者さんが重視する「夜も診てくださいますか?」は、あまりいい質問になりません。なぜなら、評判のいい医師であれば、昼間の仕事だけで激務です。夜も患者さんを受け入れるなどという「無謀なこと」はしないはず。優秀であればあるほど、自分の健康管理の重要性もわかっていることでしょう。その土地ごとに、救急体制があるはずですから、緊急時の対処を主治医に確認しておけばOKです。

「受付でお薬だけ出してもらえますか?」もよくない質問の代表です。誰かと親しくなろうとしたとき、会う回数を少しでも増やそうと、作戦をねった経験はありませんか?「受付でお薬だけもらう」行為は、まさにその正反対の行動です。病院では「患者ハラスメント」という言葉もとびかう昨今。患者さんによる、医療スタッフへの暴言、無理難題などのハラスメントをさすのですが、お互いの理解がなければ、ありえることです。特に、「怒りを抑えられないな人」が増えてきている現在のストレス社会。病院スタッフは、よく知らない患者さんには警戒感を抱きがち。そんな中、相互理解を深める一番簡単な方法は「接触頻度を多くすること」です。それがいやなら、「信頼できる医師」を探すのは、あきらめたほうがいいかもしれません。

【まとめ】
現在では、ホームページで、医院の情報を公開しているところもあります。院内報で自分の診療方針や専門分野を解説している、熱心な先生もいらっしゃるでしょう。なるべく多くの情報を集めてから受診すれば、それだけ診療の質も上がります。「何でも人任せ」「病院なんてどこも同じだから、近ければいい」そんな時代はとっくに終わりました。
それに気がつかないようでは、こんどはあなたの見識が問われます。 そんなことにならないために、ご家族や親戚、ご近所などとの会話のなかで、アンテナを高く張り、情報を集めておきましょう。
「25の質問」をコピーするなりページを破るなりして、実際に使ってみてください。「いい先生が見つかった」「それでも見つからなかった」ご意見をお送りいただければ幸いです。

※ 「はい」「いいえ」で答えられない質問。
※※患者さんが自分の疾患をどのようにとらえているか把握することは、治療効果の向上につながるといわれている。
※※※ドアノブ質問「ほかにありませんか?」

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白鳥内科医院

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電話:053-427-0007  FAX:053-427-0005


診療科

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