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あなたからの“うれしい声♪”

三十年以上悩み苦しんだ頭痛が嘘のように・・・(前編)
磐田市堀之内 鈴木様(五十歳)

■中学ころから頭痛に悩まされて

私は、両親・妹ともに頭痛持ちで、中学の終わり頃か高校の頃より頭痛に悩まされてきました。初めの頃は、それほど回数も多くなく、市販の頭痛薬(ノーシンやバファリン)を服用し、痛みを抑えていました。しかし、大学を卒業し、働くようになると頭痛の頻度も増え、現在の仕事(教師)をするようになってからは、一週間のうちに三日ぐらいは頭痛に苦しむようになりました。そして、二十六歳の夏の終わり頃に頭の右側が脈を打つようなひどい痛みが三日も続くことがあり、初めて脳神経外科を受診しCTをなどの精密検査を受けました。結果、「脳の中に腫瘍が出来て入るなどの深刻な原因はない。三叉神経などからくる偏頭痛だろう。」ということを言われました。

■三十歳を過ぎて市販の薬が効かなくなった

そのときの、痛みはもらった頭痛薬を服用することで、おさまりましたが、それからも以前と同じような頻度で頭痛に悩まされていました。
ひどいときには仕事を休まなくてはならないときがありました。 三十歳を過ぎたころから、市販の頭痛薬では、全く痛みがひかなくなり、聖隷病院の脳神経外科でも精密検査をうけましたが、前の時と同じで、「あなたは頭痛をうまく付き合っていくしかない」と言われ、ロキソニン(痛み止め)とカフェルゴット(ひろがった脳の血管を収縮する薬)を服用することで、痛みを抑えることが習慣のようになっていきました。薬はその後通っている内科医院で出してもらっていましたが、頭痛のおきる回数はどんどん増えていき、特に仕事でストレスがたまったり、疲れたりすると、一週間のうち頭痛がしない日はないというようになってきました。
(次号に続く)

【ドクター白鳥から】

昨年一年間の片頭痛患者さんは、ついに千百名(その他の頭痛は除く)。
頭痛に悩む、 「頭痛男子」も決して少なくないことがわかってきました
中には鈴木さんのように、薬物乱用頭痛になってしまう方も。基本的に、同じ頭痛薬を月に十日以上服用していれば、薬物乱用頭痛疑いです。女性に比べると、男性の薬物乱用頭痛は少ないのが現状。しかし、責任感あふれる鈴木さんの場合、教員という責任の重い仕事に真面目に取り組んできたストレスと、関係があるのかもしれません。
その後の鈴木さんがどうなったのか、次回にご期待下さい。

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白鳥内科医院

〒430-0814 静岡県浜松市南区恩地町192
電話:053-427-0007  FAX:053-427-0005


主な診療内容

物忘れ(認知症)外来
頭痛外来(6歳以上の小児を含みます)
パーキンソン病とその類縁疾患


診療時間

月曜日・火曜日・金曜日
9:10~11:00
15:30~17:30
土曜日・日曜日・祝日
9:10~11:00

学会、長期・短期研修など、水・木以外の休診日は、診療日時案内をご覧ください。

現在、予約は再診患者さんで若干込み合っている状態です。
恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。

また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。

2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。


休診日

水曜・木曜
(毎週日曜・祝日診療)


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