「頭痛ダイアリー」で頭痛のタイミングが予想できるようになった。
浜松市北区
鈴木澄子さま、44歳(仮名)
【ドクター白鳥から】
澄子さんは、介護の仕事をパートで勤めながら、主婦として活躍中。
そんな澄子さんは、数十年来の頭痛に悩み、受診。
お話を伺うと、近くのお医者さんで処方されたロキソニン(鎮痛剤)を、月に二十錠程度服用していました。主婦としても、責任のある介護の仕事も、「片頭痛があっては務まらない」という思いから、知らない間に頭痛薬の使用が増え、「頭痛薬によってさらにひきおこされる薬物乱用頭痛」になっていたのです。
薬物乱用頭痛には、特効薬のデパケンを使用。それ以降、ロキソニンの使用は月一、二回と激減しました。
その際助けとなったのが、「
頭痛ダイアリー」。
自分の頭痛の状態を記録することで、「薬物乱用頭痛」「片頭痛」のほかに、「肩こり(緊張型)頭痛」があることに、まずは気づきました。緊張型頭痛は、鎮静剤を用いず体操や姿勢の改善などで治療するのが王道。採血検査では貧血が見つかり、フェジン(鉄剤)の注射で貧血が改善すると、肩こりはさらに楽に。
鎮痛剤使用回数の減少に役立ちました。頭痛ダイアリーの
二つ目の効果として、片頭痛の起きるタイミングがわかるようになり、予防も可能に。
今では、デパケンも中止になり、ロキソニンとレルパックス(一番弱めのトリプタン)の
最小限の使用で、お仕事と家庭を両立しています。
これからも、澄子さん・頭痛ダイアリー・白鳥内科医院、三人四脚で、頭痛に対処していきましょう。
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