お知らせ

ドクター白鳥の頭痛相談室(その9)

「片頭痛予防薬の使い方」

前回は、その使い方の半分まで書きました。大前提として、効果の判定には二ヶ月間を要します。二ヶ月服用して効果がなければ、他の薬に変更。効果判定には「頭痛ダイアリー」をご自分で記入して頂きます。三~六ヶ月服用し、少しずつ減量します。
いったん頭痛が減ると、一定期間は減ったまま維持できる方が多いようです。
具体的に予防薬を選択するときは、こんなことを考えながら選んでいます。

前号から続く

■トリプタノール(塩酸アミトリプチン)
日本では抗うつ薬として発売。鬱傾向のある方に用います。口が渇いたりふらついたりすることがあるので、寝る前に少量から開始。

■インデラル(β遮断薬)
日本では降圧剤として発売。血圧が高めの方に用います。欧米では最もよく使われるお薬ですが、日本人では血圧低下・徐脈によるふらつきがやや多いようです。喘息のある方は使えません。

■ゼストリル・ブロプレス
同じく降圧剤として発売。高血圧と伴う方に使用。
やや高価ですが、安全性は高い。

■ぺリアクチン(抗ヒスタミン剤)
小児の片頭痛に用います。人によりふらつきや食欲亢進が見られます。

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白鳥内科医院

〒430-0814 静岡県浜松市南区恩地町192
電話:053-427-0007  FAX:053-427-0005


主な診療内容

物忘れ(認知症)外来
頭痛外来(6歳以上の小児を含みます)
パーキンソン病とその類縁疾患


診療時間

月曜日・火曜日・金曜日
9:10~11:00
15:30~17:30
土曜日・日曜日・祝日
9:10~11:00

学会、長期・短期研修など、水・木以外の休診日は、診療日時案内をご覧ください。

現在、予約は再診患者さんで若干込み合っている状態です。
恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。

また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。

2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。


休診日

水曜・木曜
(毎週日曜・祝日診療)


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