片頭痛の予防薬を使うときはどんな時?
前回十月号では、片頭痛の特効薬トリプタン製剤(イミグラン・マクサルト・ゾーミック・アマージ・レルパックス)を服用するタイミングをご紹介しました。
今月は、予防薬のお話です。予防薬を考慮するとき、
三つのパターンがあります。
まず一つ目。あなたは月に何回頭痛で「痛い思い」をしていますか?基本的に「月0~一回」という方は、予防療法の適応にはなりません。「月二回以上」のとき、初めて予防薬投与を患者さんと相談することになります。
二つ目。薬物乱用頭痛(八月号参照)に陥っているとき。薬物乱用頭痛の治療は、「頭痛薬をやめること」です。しかし、ただやめるだけでは、つらさが身にしみます。この際は、予防薬の助けを借りると、比較的楽に頭痛薬をやめられます。
三つ目。これは特殊な片頭痛。頭痛の前兆時に、片麻痺(右手足または左手足)をともなうようなときには、予防薬の対象となります。
(予防療法には、どのようなお薬があるのか?に続く)
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