豪＆淳　東京だより

「キョービの高校・小学生事情」を教えてくれる、甥からのお便りです。豪＆淳は、子供のいない院長のお友達みたいなもの。 毎月交互に話題をお送りします。

小六　淳　東急文化村シアター・コクーン「コースト・オブ・ユートピア」に出演

9月12日蜷川懇親の10時間の大作『コーストオブユートピア』の初日がシアターコクーンで幕を開けた。29,000円なのに、750席が満席だ！
振り返れば、7月16日の初顔合わせ・・・僕の 父母役の阿部寛・水野美紀さんを始め、みんなのオーラに負けそうになるが、無事に自己紹介出来た。ロシア革命の難しい話しを沢山聞いて、クラッとする。
初稽古の7月24日から、夏休み中20日間以上稽古に通った。
I部スケート場の少年、II部のロシア貴族の息子サーシャ、III部の娼婦の連れ子ヘンリー・・・この 三役を演じる。
II部は、7～11歳を演じて沢山出られて嬉しい。III部のヘンリーは淋しげで、幕切れでハーモニカ（初挑戦！）を吹く重要な役。ハーモニカは練習のおかげで得意になっちゃった！

稽古前に柔軟体操代りに、勝村政信さんや水野さん達とサッカーをして遊ぶのは、何より楽しい♪なんと、勝さんは僕とは同じチーム（トリプレッタ）所属だったんだよー！
初舞台『冬物語』に比べると、初日でも緊張しない。ゲネの練習とほとんど同じで落ち着いて出来た。
劇場に12時間缶詰なのは、我ながらスゴいけど、実際待ち時間にヘアメイクや衣装付け等してるし、さほど長くは感じなかった。
演出に「良かったじゃん」と言われたけど、千秋楽までもっともっと上手くなりたい！

【ドクター白鳥、観劇の記】

舞台が跳ね、控え室で緊張も解けて（9月16日）

ロシア革命の直前、ヨーロッパに亡命したロシア革命家・知識人の、母国への強烈な思いと、家族とのどろどろな葛藤を描く力作。大長編三部作のうち、第二部－難破－を観劇。前から二列目の関係者席。俳優さんが難解なせりふを強烈に語る唾が、ビュンビュン飛んできます！
水曜の外来後、渋谷まで駆けつけたんですが、全然眠れません！
その熱気を、淳は持ち味でうまくトーンダウンしていました。

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