鵠通信 ― くぐいだより ―　第71号

減量5kgの秘密

やせる必要性に気が付いていても、「ついつい食べてしまう。」「運動をさぼってしまう。」「続かない・・・。」と悩んでいる方は多いと思います。
白鳥先生がやせた事に、あなたは気づきましたか？そこで今回は、昨年の春、三ヶ月で五Kgの減量に成功したドクター白鳥に、その秘密をインタビューしてみました。

◆質問一：どうしてやせようと思ったのですか？

ドクター白鳥：
説得力に欠けるし、格好悪いし・・・。でも一番の理由は「健康でいたい」からかな？開業して六年経って、自分の体に目を向ける時期に来たからだと思います。特に、一昨年の夏、シチリア島に行って、暑いのもあったけど、全然歩けなかったんです。事務長（妻）にも、「前にエーゲ海に行った時は、一人でどんどこ歩いてたけど、今は少し歩くと不機嫌になっちゃう」とか言われて。当時は身長百五十六cmに対して体重が七十二Kgあって。これじゃまずいと感じたことが、自分を一番動かした出来事だった。自分で自分の体を守ろうと思った。

◆質問二：具体的に、どんな事をやったり、気をつけたりしましたか？

ドクター：
食べる量を減らさずに、運動量を増やす作戦で。なぜなら、食べることが好きだから・・・。ストレス発散できて、健康になるもの・・・と考えて、サッカーやジムに通ったりしてみたけれど、体重が重いのに、走ると膝や腰に負担がかかってしまった。昨年の四月はかなり腰痛に悩まされて。そこで、研究会で知り合った先生に紹介されて プールに行くようにしました。昼の休憩や合間や、仕事が終わってから行くようにしています。休みの日は妻と、歩いたり泳いだり。

◆質問三：続けられる秘訣はなんですか？

ドクター：
プールが、情報交換の場になっていたり、 知り合った人がいることが、はげみになってます。時には悩みを解決する場所にも。あと、距離にこだわらず、時間でやっていることが良かったと思う。プールは一回二十分と程度とか。疲れている時は、無理に泳がないで、歩くだけにしてます。歩き方は、飽きが来ないように、後ろ歩きや横歩き、ひねり歩きなど、自分で工夫したり、習ったり。

◆質問四：わかっているけど出来ない方に、アドバイスありますか？

ドクター：
健康でいていて何をしたいか、 目標や希望、夢がないとなかなか難しいと思う。自分の場合、「旅行で歩き回りたい」「あと数年は、今のペースを落とさずに仕事をしたい」という願望があります。
目標が「健康維持」という人もいるが、健康維持は手段あるので、違うと思う。
人によって、寒くなって散歩をやめてしまう人もいるが、暖かくなってからまた始めるのも、一つの方法。両親の介護や仕事が忙しくてできないという人は、罪悪感を持つ必要はありません。飽くまでも、タイミングが来たらやろう、という気持ちを持ち続けること。

◆質問五：最後に、普段の診療で感じていること、何か具体的にあれば？

ドクター：
よく「散歩すればいいですか？」と聞かれます。でも、 特に体重の重い人は、散歩すると膝や腰を痛めがち。それで運動ができなくなれば、本末転倒。プールに行くことをお勧めしますが、散歩の方がいいという方は、ぜひ、ストレッチを十分してから、歩き始めてください。最後に、糖尿病の人は、カロリー制限が必須。運動だけでは無理です。

（インタビュアー：仲西看護師）

豪＆淳
東京だより
（ 続きを読む）

今月のあなたからの嬉しい声です。
「私の頭痛を初診で、「群発だね」と診断。処方された薬は二十年間で初めて効いた。」
（ 続きを読む）

◆看護師・受付スタッフ募集。

「当院の応対が良かった」 と感じたあなた。 まずは、応募者リストに登録を！

お知らせ一覧を見る