あなたは、人との信条の違いに悩んでいませんか?
~「相手がこうであったらいいのに」と思ったことのあるあなたへ~
看護師チーフ 伊藤 真澄
「じゃあ、私○△□※×γ☆すればいいんですか!!」
私が、ここでチーフを勤めるようになり、二年ほどになります。その間、さまざまな課題に直面してきました。たとえば、冒頭の言葉。かなり以前ですが、後輩を指導していて、言われたことです。
自分では「人に対してはありえない激しい態度」に、ショックを受け、「その後輩は、私にだけは、本当の姿を見せてくれた」と無理に考えることによって、自分を納得させました。しかし、感情的な表現に影響され、彼女の言っているようなことが、自分の意見でもあるかのような感じがしてきて、何時の間にか、客観的でなくなっている自分がいたりして・・・。「人との接し方が、このままではよくないな」とも感じていました。
そんな折、心理学者でありコンサルタントの佐藤先生から、「人材マネジメントセミナー」の案内が来ているのを、院長に見せてもらいました。
「水をワインに変えることはできませんが、温かいお湯になら、変えることができる。」そんな文句に惹かれ、昨年十二月、セミナーに参加してきました。
●人は、機械と同じように、「ある入力」をすれば「ある出力」を返す仕組みを持つ?
こんな視点から、人を読み解く方法を学んだら、百分の一くらい気持ちが楽になれました。その「仕組み」、主に二つあります。今回はその一つを知っていただけたら、と思います。
●仕組みその一
<<人はそれぞれに信条がある>>
あなたの信条はなんですか?誰もが、「○○でなければならない・べきだ」という信条を持っています。それは、中学生頃までに、家族や学校、遊びを通じてつくられ、生涯変わりません。もし、うまく関わりたい相手がいたら、その人の信条を知ることです。
信条は、隠せるものではなく、普段の行動を観察しているだけでも分かるものです。
大切な点は、
信条とは「良い悪い、正しいか間違いか」ではないということ。例えば、私自身には「職場では和を重んじ、仲良くすべきだ。」という信条がありました。だから、後輩から、その信条に反する激しい言い方をされた時、動揺したのです。今思えば、後輩は「対立点ははっきりすべきだ。」という信条を持っていたのかもしれません。当時、「信条は人によって違う」ことに気がついていれば、もっと楽に関われたのに、と思います。次からは、同じようなことがあっても、異なる信条を、どちらかが正しいかではなく「すり合わせる」ことができれば、一番良い方法だと考えています。
(
来月「あなたの乗り越えパターンとは?」に続く)
豪&淳
東京だより
(
続きを読む)
今月のあなたからの嬉しい声です。
「いびきを治したら、仕事がはかどった!」
(
続きを読む)
〒430-0814
静岡県浜松市南区恩地町192
電話:053-427-0007
FAX:053-427-0005
物忘れ(認知症)外来
頭痛外来(6歳以上の小児を含みます)
パーキンソン病とその類縁疾患
学会、長期・短期研修など、水・木以外の休診日は、診療日時案内をご覧ください。
現在、予約は再診患者さんで若干込み合っている状態です。
恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。
また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。
2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。
水曜・木曜
(毎週日曜・祝日診療)