お知らせ

鵠通信 ― くぐいだより ― 第65号

「人に頼めない私がチーフに選ばれた!!」
あなたなら、どうしますか?

受付の内山です。
白鳥内科医院に勤め始めて、もうすぐ2年になります。
受付の顔”山田さん”が寿準備の為三月で退社されることになり(惜しまれる患者さま多数いらっしゃるのでは?特におじ様世代の方)、この私が受け付けスタッフの中では最古参に!!それとともに、院長より”受付のチーフ”を命じられ、「頑張るぞ!」という気持ちと裏腹に「私で務まるのか?」という不安も…。

春から新たに採用した受付メンバーを育成する中で、不安は募る一方。そこへ、さらに、次回採用するスタッフの一次面接も命じられ、ほとんどパニック状態に。

そんな折、院長から「『スタッフ採用のポイントと職場の活性化』~失敗しない採用・面接の極意、スタッフの育て方~という講演会に行ってみない?」と言われ、プレスセンターに足を運びました。夜はすでに冷え込みが激しく、「寒」という日でした。

講師の先生は、いろんな企業や病院のコンサルタントをされているベテラン女性。背筋の伸びた、しかし話し方は穏やかな、杉浦日向子さん似の石割郁子氏。三十名ほど集まった聴衆は、市内各地の院長先生がほとんど。私は「場違いかな?」と思う反面「いい機会を頂いた」と、気を引きしめて参加しました。

その講演会で、スタッフ育成のポイントについて心に響いた点を、三点ご紹介します。

(1)新人に教えてはならない!
自分自身がチーフになってからの二か月を振り返りました。後輩の指導にあたり、「知識を伝え、一通り仕事をこなせるようになって欲しい」という、教える気持ちが優先していました。「あたたかみを表現するためのスキル」という視点が、おろそかになっていたように思います。現在は、職場で挨拶から「育てる」時代のようです。その変化に対応できていませんでした。
私自身が他院に受診したとき、採尿コップを指でつまんで渡されたことがあり、とても残念に感じたことがありました。
そこで、最近スタッフに「患者さんにお渡しするものの上で作業をしない」と基本的なことを注意しました。患者さんを大切にする気持ちを「育てて」ほしいからです。

(2)一日目が重要!慣れてから教育するのでは遅い?
「患者さんを大切にする」当たり前のことですが、出勤初日から伝えるべきでした。なぜなら、新人さんからすれば「昨日まで許されていたことが何故いけないの?」と、反発を生む可能性があり、翌日からは注意しにくくなるからです。
最初から繰り返し言われつけていないと、忙しい時など、ふとぞんざいな態度が出てしまうこともあるかもしれません。

(3)『役割』に徹する、とは?
実は、チーフに任命された後、看護士のチーフ・伊藤さんから、あるアドアイスを受けていたのです。伊藤さんも、自分は性格的にリーダーには向かないと思っていたそうです。なぜなら「人にものを頼むくらいなら、自分でやった方が楽だ」と考えるタイプだったからです。そんなとき、院長から『当院での役割・使命だと思ってやってごらん』とアドバイスされ、気持ちが楽になり、少しずつできるようになってきたと。
やはり、そこがポイントだな!と実感。私自身、以前二年間PTAの役員をつとめたとき、「自分で全部やってしまう方が楽だ」考えていました。しかし、とても大変でした。夜遅くまで自宅でPCを作業し、細かいことまで全て自分で把握するのは、本当なら不要なことでした。
「リーダーシップをとる」という役割を演じる事で、自分自身も成長できるのだと思います。まだまだ未熟な内山ですが、患者さまの為に、より良い白鳥内科医院にしていこう。この『役割』を演じていくぞ!と張り切っています。

豪&淳
東京だより
続きを読む

今月のあなたからの嬉しい声です。
「先生の御指導をいただき「とにかく薬を減らす事」。」
続きを読む

 

 

 

お知らせ一覧を見る

白鳥内科医院

〒430-0814 静岡県浜松市南区恩地町192
電話:053-427-0007  FAX:053-427-0005


主な診療内容

物忘れ(認知症)外来
頭痛外来(6歳以上の小児を含みます)
パーキンソン病とその類縁疾患


診療時間

月曜日・火曜日・金曜日
9:10~11:00
15:30~17:30
土曜日・日曜日・祝日
9:10~11:00

学会、長期・短期研修など、水・木以外の休診日は、診療日時案内をご覧ください。

現在、予約は再診患者さんで若干込み合っている状態です。
恐れ入りますが、初めての方は、予約無しで、お早目の受診をお願いいたします。
お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。

また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。

2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。


休診日

水曜・木曜
(毎週日曜・祝日診療)


トップに
戻る