鵠通信 ― くぐいだより ―　第55号

当院スタッフ・伊藤から、あなたに。
私が「あなたの家族のようにうれしく思うとき」とは？（前編）

こんにちは。寒いのは苦手。丸くなって「にゃんこちゃん」と呼ばれている白鳥です。さて、今月は、当院のエース、登場。
「え、だれだれ？」というあなた。さっそく読み始めましょう！

こんにちは。看護師の伊藤と申します。
今日は、私が「あなたの家族のようにうれしく思うとき」とはどんな時か？お話します。
私が勤務して、 はや四年が経ちました。この四年間、院長の強い信念 ・熱い情熱のもと、スタッフ達と試行錯誤しながら全力疾走してきたように思い返します。

■私が今まで仕事を続けてこられたのは、患者様のおかげです。
私が仕事を続けてきたのは、 院長の目指す医院に共感し、自分自身も成長できる職場であること、チームワークの良いスタッフ達の存在、そしてなにより、患者様ひとりひとりのおかげだと思っています。

■総合病院では、次々と患者さんが通り過ぎていきました。
実は、以前、総合病院の整形外科病棟に勤務していました。そこでは、例えば、骨折をすると「手術→リハビリ→退院」と経過します。最初にはできなかった事が、退院するころにはできるようになったり、喜びも感じられました。でも、患者様が退院したあとは、ほとんどお目にかかることも無く「元気でいるかな」と気になったものです。

■今では、患者様と継続的な関係を築けるから、嬉しいです。
ここでは、多くの患者様が当院のよさを認め、選んで通われています。そして、家族や友人にも紹介してくださっています。したがって、 ご家族の方から患者様の様子をうかがうことも、しばしばあります。また、具合が悪くなり、一時的に総合病院に入院された患者様も、ふたたび元気な姿をみせてくださいます。そんな時は、私も家族のように嬉しく思います。それが、私の仕事をする理由、喜びとなっているのです。（伊藤）

【院長から】
当院の最古参、伊藤（旧姓安田）からあなたへのメッセージです。 いつも、背筋を伸ばし“さっ”と歩いている姿を、通院中のあなたなら、必ずごらんになったことがあるでしょう。

あなたとお話をするとき思うことなのですが、看護師と十分に話ができていないのでは？たとえば「血圧は測ってもらった？」「忙しくちゃいけないと思ったから、頼むのはいけないと思って、測ってもらいませんでした。」というのが代表例。そう言うにもかかわらず、忙しい代表選手の私には「あーでもないこーでもない」と、お話になるところを見ると、忙しいから、というよりは、遠慮がはたらいて話しかけられないのでしょう。

その遠慮を少しでも解消していただき、「看護師とのなめらかなコミュニケーションの一助に」と、伊藤に相談し「どんな気持ちで仕事をしているか、紹介しよう」という企画の前編。来月は「あなたから声をかけられて、嬉しいときとは？」という後編をお送りします。お楽しみに。

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