ドクター白鳥の幸せのツボ（その9）

ニートだって、明日の主役！？

前回、あなたには 、目標の大切さをお話しました 。（8月号）
「目標は、自分でコントロールできる範囲で設定するのが大切だよ」 と。

◆なぜ、“ 幸せのツボ”なのに、目標の話なのか？◆
私のところには、悩みや、お薬でよくならない痛み、しびれなどをかかえる方が、たくさんいらっしゃいます。そんな方に「今の目標は？」と、 問いかけると、ほとんどの場合「え！そんなことは、考えたこともありません。」
今までにあなたは、目標の立て方を 、学んだ経験は 、ありますか？
おそらく「Ｎｏ」でしょう。

ぼくの目標？ 「明日へのStep」を読んでね。豪。

◆もし、あなたが目標設定のコーチを受けられるとしたら？◆
私は、グルグルと同じことばかり言っている方よりも、同じように悩みをかかえていたとしても、「自分の人生を、よりよくするためのコーチがほしい」という、前向きの方に、コーチングするほうが、向いています。
なぜなら、 私自身、今までにさまざまな苦悩を経て、今に至りました。その過程で、いろいろな方から、たくさんの助言を頂いています。それを生かすことができるようになったのは、人に相談するとき、「愚痴を聞いてもらおう」とは思わずに、「あなたの力、知恵を貸してください」という気持ちで接するようになってからです。自分の目標と直面することになる質問の方が、私を育ててくれました。

そんな経験があるからこそ、あなたのコーチができるのです。

将来は、俳優になるのが夢です。淳。

◆幸せになる目標の立て方、そのコツは？◆
目標初心者さんは、「小さな短期的目標をたくさん立てる」ことがコツ。
そして、「目標には否定的な言葉をふくまない」ことも、大切です。
たとえば、「人前であがらないようにする」という目標は×、同じことを表現するのに、「人前で落ち着いて話をする」という目標が、○です。
子供の頃「おしょうゆを服にこぼしちゃいけませんよ」とお母さんに言われると、いつもこぼさないのにこぼしちゃった、なんて経験はありませんか？否定的な言葉にはかえって引きずられてしまう、という心理的ワナがあるからです。目標も同じこと。

次回はより具体的に、「この質問に答えたら、自動的に目標ができた」という、目標作成マシーンを紹介しましょう。

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