鵠通信 ― くぐいだより ―　第44号

「納豆ダイエット」と「新社会人」の不思議な関係

「納豆ダイエット？それってインチキだったんでしょ。なにをいまさら、、」

もし、隣の人が「納豆を毎日食べていれば、やせるらしい」といっても、たいていの方は、信じないでしょう。
しかし、それが一旦、ＴＶで、語っているとなると、信じてしまうのが現実です。
で、新社会人諸君！
これからあなたの入る社会に、このような「納豆ダイエット」がゴロゴロしているとしたら、、
職場の先輩が信じて疑わない「やり方」の中にも、「これって本当？」と思うことは、たくさんあるはず。それを、「もっといい方法がないのだろうか？」と考え、試していく人と、ただ教わったように行う人とでは、大きな差がでるとは思いませんか？
もちろん、あなたが自分のやり方をしてみようと思ったとき、大前提として、あなたが先輩や上司に“ ジョイニング”しなければなりません。“ジョイニング”とは、「仲間入りしている」ことです。
その関係は“いいテンションを保っている”状態です。

適度な緊張をたもった状態は、職場での人間関係として、ベストでしょう。

多くの人は「人生は自分にやってくるものだ」というとらえ方をしています。
「言われたことだけテキトーに自分流にやれば、それでいい」果ては「決められた時間だけそこにいればいい」という考え方は、そのような人生観から生じるものかもしれません

しかし、本当の人生は、自分で作っていくものです。

“人生は自分が作る”と思えば、おのずと「ここはこう工夫すれば、もっとうまくいくはず」「相手はどうすれば喜ぶだろうか？」「うまくいったら、それをどう他のスタッフと共有しようか？」と、さまざまな試行錯誤もしてみたくなるでしょう。自ら仕事をつくり、実行することに、喜びを感じるはずです。
実は、相手からの感謝を期待することなく、与えること自体に喜びを見出し、善をなす人が、もっとも幸福感が高いといわれています。

なぜでしょうか？

もちろん、「感謝」は魂のご馳走。人生に欠かすことはできません。
しかし、もしも「感謝される」ことを、人生の目標にしてしまうと、自分の目標や幸福が、「相手によりけり」ということに、なりませんか？
なぜなら、「相手＝他人」は、あなたには「コントロール不能な領域」だからです。
あなた自身にコントロールできる領域は、あなた自身しかありません。つまり、 “あなたの感情”“あなたの知恵・知識”“あなたの意思・決断”“ストレス対応力”。 ひるがえって、あなたに、今日の天気や、明日の日本の経済を左右することができるでしょうか？

「他人の感情をコントロールできる」なんて考えは、同じようにばかげた考えなのです。
（ Ｄｒ白鳥の幸せのツボ　参照）

そんなことを考えて、頭痛（肩こりからくる頭痛？参照）をおこしているとしたら、大変な損失です。

さあ、まずはスタートを切りましょう。
一年後、あなたはどんな自分になっていたいですか？

今月のうれしい言葉です。
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